Japanese display art空間演出

華道いけばな

空間に花の刺激をアジャストするノウハウ

イベントでは様々な空間に花が調和します。純和風の空間ではなく、ライブ会場、演劇の演出、講演会やライブの装飾、そして人の動線と光の質感。それらを加味して華道遠州の装飾はあらゆるイベンター、代理店さまより好評をいただいています。

予算と時間的制限にあわせた花飾り

予算と時間というのは必ず制限があります。その範囲のなかでいかに最大限の効果をいけばなで演出できるか、人を喜ばすことのできる一番の「おもてなしアイテム」は花と植物であることを実証します。

お客様とホスト(演出側)のドラマチックな瞬間

花にまつわる日本文化の講演、メディア出演、いけばなデモンストレーション、フッテージ演出、雑誌企画イベント、ライブイベント、能やオーケストラとのコラボ演出、など、多くの企画や演出法のご相談を受けています。どうぞお問い合わせください。

Special ご依頼

華道遠州は正しい古典いけばなの普及と同時に、現在のあらゆる世代、人が求めるさまざまな空間表現、演出をお手伝いするいけばな活動もしています。イベントや講演、ディスプレイや舞台演出、プレゼンなどに実績があります。

Review 出演と演出例

能舞台忠度の山桜いけばな演出

能舞台の特別な装飾

能の演目は植物に関するものが多いのですが、この舞台は「桜・忠度」。当日はわずか3時間あまりでこの景色を完成させた。満開の山桜の花びらが自然と1枚ずつハラハラと舞い落ちると色光によって時間の経過を観客に感じさせるという趣向。わずか1時間30分の演目が終了するとただちに撤収。

クラシック音楽といけばなの共演

NHK交響楽団・第一コンサートマスター篠崎MARO氏と

銀座王子ホール。世界的なヴァイオリニストとして活躍する篠崎史紀(通称MARO)氏と。ブラームス四重奏にあわせておよそ50分間のパフォーマンス。「いけばなライブ」との競演は会場が百合の花の香りに包まれ、やがて完成していく演出

ドラマ・阿修羅のごとくいけばな監修

Netflixドラマ「阿修羅のごとく」指導・監修

1979年、脚本家向田邦子のNHK名作ドラマ「阿修羅のごとく」を是枝裕和監督の脚本、演出編集でリメイクされたこの シリーズが2025年一月に世界配信 。4人姉妹の長女を演じた宮沢りえさんの指導、ドラマ内の華道シーンの演出などを芦田一寿が担当。スタッフらと4ヶ月携わりました。

京都の古典いけばな

遺産的舞台会場で感動の演出を花とともに

京都の花街、上七軒歌舞練場はヒストリックな舞台構造で、緞帳なども人力でまわします。能舞台に見立てた三間四方を青竹で花器として囲み、パフォーマンスとして生けられた紅葉がやがて天井にあがります。能のストーリー進行とともに迎えたクライマックスでは生の紅葉が天井から降り注ぐ演出など、すべてスタッフによる演出です。

華道京都のいけばなイベント演出

音楽と花のハーモニーは誰からも愛される

ファッションのイベントやパーティー・アトラクションとしてもいけばな実演パフォーマンスは効果的です。世界的ブランドのアニバーサリー・パーティーのイベントとして二十弦箏の奏でる音楽と大きな花の演出でモデルたちを、そしてファッションを際立たせるお仕事もしています。

ドラマ制作

あらゆる撮影・媒体・web演出のお手伝いも

集客やp.o.p(ポイントオブパーチェス)の効果において生の花の装飾に勝るものはありません。限られた時間と予算の中で豪華さと気品、和や洋の演出にはぜひお声掛けください。写真はNetflix世界配信ドラマ制作発表記者会見のロビー作品です。

Special event 「阿修羅のごとく」Netflix世界配信において華道遠州いけばな監修指導

2025年1月9日から全世界配信されているNetflixドラマシリーズ「阿修羅のごとく」。 
宮沢りえ、尾野真千子、蒼井優、広瀬すず(敬称略)らが演じる4姉妹のドラマは亡き有名脚本家、向田邦子氏の原作を世界的映画監督、是枝裕和氏によってリメイクされました
長女、三田村綱子(宮沢りえ)は遠州流の師範(華道遠州の目代職、本部評議員)の設定で、料亭での玄関や床の間の花飾りをし、自宅では生活の花を飾り、生け、当時流行していた遠州ポピンズ(園芸いけばな)も飾り付けています。

およそ50年前の日本で流通していた花材だけを使用し、それぞれの季節の設定に合わせたそれらの花が飾られ、また、料亭で彼女が装花のバイトを辞めさせられた後の架空の別流派の花も担当しています。さらに、アトリエ(教室風景)では生徒たちの稽古の持ち物なども現在とは違う1979年当時のものを全て完全に用意しています。是非ご覧ください。